栃木県誕生百五十周年記念 第七十三回社会を明るくする運動「栃木県こどもいきいきフェスタIN南那須」
厳しい日差しが降り注ぐ令和五年七月八日、午後一時より、栃木県誕生百五十周年記念 第七十三回社会を明るくする運動「栃木県こどもいきいきフェスタIN南那須」を那珂川町小川総合福祉センターあじさいホールにて、栃木県知事・福田富一様をはじめ関係機関並びに那須烏山市・那珂川町の多数の御来賓の御臨席を賜り、遠方からも足を運んでいただいた多くの皆様の御参会をいただき開催されました。
当保護区では、平成二十二年度に開催された第六十回社会を明るくする運動「子ども・いきいきコンサート」以来の担当であり、社明いきいきフェスタとなってからは初めて担当し、四年ぶり（令和二年から四年までは中止）の開催となりました。新型コロナウイルス完成相が昨年五月に第二類から第五類に移行したことに伴い、全国的に一同に会しての取組みが始まりましたが、当保護区では一昨年より行事開催に向けて準備委員会を設置しました。那須烏山市長・那珂川町長をはじめ管内保護司・更生保護女性会・両市町関係者により実行委員会を組織し、コロナ禍により何度も実行委員会が延期・中止になるなどの困難もありましたが、回を重ねて協議を尽くし準備を進めて参りました。管内には他保護区のように千人規模の会場はなく、三百五十人収容のあじさいホールでお迎えすることとし、コンパクトでもキラリと光る行事となるよう努めることとなりました。
コンサートには、那珂川町立わかあゆ認定こども園のダンス、那珂川町立馬頭東小学校の太鼓演奏、那須烏山市立境小学校のお囃子演奏、那須烏山市立烏山小学校のお囃子演奏、那須烏山市立烏山中学校のお囃子演奏、那須烏山市立南那須中学校の吹奏楽演奏、烏山山あげ保存会芸能部会の山あげ行事にてそれぞれ出演をいただき、満堂の会場から大きな拍手喝采で好評をいただきました。最後に次年度開催担当の佐野保護区保護司会に引き継ぎをし閉会となりました。一滴の水も集まれば、やがて沢となるように、こうした地域全体の取組みにより犯罪や非行をした人たちが地域で孤立することなく、再び健全な社会の一員となることができる「誰一人取り残さない」誰もが安心して暮らせる明るい社会が構築される一助となることを願って止まないものです。
本行事を遂行するにあたり出演して頂いた団体の皆様、準備の段階から何日もお力添えを賜りました実行委員並びに関係者の皆様、そしてご参会頂いた全ての皆様に心より感謝を申し上げます。
大賑わいの会場の様子
